まずは楽しむことから
仕事に忙しい子どもに代わって婚活を決意したものの、何をしていいのかわからない。
そんな悩める代理婚活を決意された親御さんにお勧めしたいのは、婚活を含め、日々の生活を楽しむことです。
婚活ばかりに気を取られてしまうと親子で婚活に疲れてしまい、お子さんが幸せになる遠回りをしてしまいます。
お子さんのためにもまずは代理婚活を楽しむことから始めましょう。
代理婚活を楽しむ
婚活に関して前向きなお子さんの場合は、効率的に進めるためにもお子さんの興味がある分野や楽しそうだと感じる企画の婚活イベントへの参加をすすめてみましょう。
クッキング婚活やバーベキュー婚活などは、楽しく料理したり野外での相手の雰囲気を感じたりして、結婚後の生活を疑似体験したり、イメージしたりすることが可能です。
今の子世代は男性も女性も家事ができることは婚活にプラスになりますので、プロフィールカードだけでなく、実際に体を動かして交流することで、より楽しく将来を約束できる相手が見つかりやすいと言えるでしょう。
楽しい婚活方法を子どもにすすめる
子どもから一番嫌がられることは、本人に内緒で勝手に代理婚活に行ったり、会う約束を取り付けてきたりすること。まずは子どもと結婚についてよく話し合う時間を設けましょう。
結婚願望が本当にあるのか。本人は結婚しない選択を望んでいるかもしれません。
20代〜40代の未婚男女の約8割は、「いい人がいれば結婚したい」と願っていると言われています。
心の中では結婚して幸せな家庭を築きたいと思っていても、恋愛に発展するきっかけがない、過去の恋愛で傷ついている、仕事が忙しくてそれどころじゃないなど、さまざまな理由があるはず。ここは急がば回れ、一度腰を据えて向かい合い、本人の結婚観を確かめましょう。そして、親が代理婚活することに理解を示してもらうことが第一歩です。
「結婚することが当たり前」という価値観を押し付けない
親御さんの世代は、順に結婚して子を設けるのが当たり前だったのではないでしょうか。
しかし、お子さんの世代は「結婚=幸せ」ではないという価値観をもっています。
親のために結婚しないといけないのはわかっているけれど、今の生活水準を結婚で崩したくないと考えている方も多いでしょう。
代理婚活を楽しむ上で一番大切なのはお子さんが主役ということを忘れてはいけないということ。
親御さんはお子さんの代理であって、あくまでサポート役です。結婚への道をつかむためのきっかけを作ってあげるつもりで婚活をしていきましょう。お子さんの気持ちを尊重するのが重要です。
親世代の自身の結婚生活を楽しむ
「お子さんの幸せのために」と始めた代理婚活が、「孫が見たい」「結婚しないと心配で仕方ない」「結婚してこその一人前だ」といつのまにか親御さんのための婚活になってしまうことが多々あります。
お子さんの人生を尊重せず過干渉になってしまうのです。そうなるとお子さんに無意識にマイナスな言葉を投げかけたりして、お子さんはもちろん、親御さん自身も婚活を楽しく感じられなくなるでしょう。
お子さんの人生を尊重するためにも、親御さん自身がすきなことや趣味など夢中になれるものをもち、親世代の結婚生活、人生を豊かに楽しく過ごすようにしてみてください。
婚活疲れが出た時に旅行に出かけたり、婚活にご利益のあるスポットを巡ってみたりするのもおすすめです。
親世代が結婚生活を楽しんでいれば、お子さんも自然と親御さんのようになりたいと「婚活=楽しい」「結婚=幸せ」という図式を思い描くようになるでしょう。
良い親子関係を築くことができ、さらに楽しく代理婚活ができるようになります。