30代息子へ 本気の婚活
恋愛よりも仕事!という30代が少なくない昨今、親御さんからしてみれば「そろそろ結婚をして欲しい…」など心配になることでしょう。
今回は、30代のご子息を持つ方にどんな婚活をされているのか、どのように成功したのかなどのお話を伺いました。お子様が30代で親が代理で婚活をするという方も増えています。生まれた時から一番近くで見てきた親御さんだからこそ知っている、ご子息だからこその婚活への取り組みなど参考にしたいポイントが満載です!
公務員男性の場合
息子は公務員として働いているのですが、仕事が忙しいらしくなかなか良縁に恵まれていませんでした。30代にもなったことだし、彼女もないのでは…と心配になり、何度か息子自体に話をしたのですが、本人がその気にならないのでは仕方ないということが数年続いたような気がします。
そんなときに、「親の代理お見合い」というのでしょうか、「代理婚活」というのでしょうか、こちらの情報を知りました。主人とも話をし、私が電話を掛けて内容を伺ったのですが、息子の資料などをお送りして、料金を振り込むと女性の情報をいただけ、当日を迎えるということを知りました。そして、実際に素敵なお嬢さんがいらっしゃり、相手のお父様とお話しもできて連絡先を交換しました。
「お見合いのつもりでどう?」と息子に確認したところ、自分自身が活動しなくていいことに賛成してくれました。逆に時間がないのでありがたいなんていう言葉も。親がお見合いなんてという考えの方もいらっしゃると思いますが、結婚はしたいけど忙しくて相手が見つからないという方にはとても最適なサービスだと感じました。相手のご両親のことが分かるのもいいことだと思います。
(山形県・母・56歳)
広告代理店勤務の男性の場合
実家のある奈良を離れ、東京の広告代理店に勤務している息子。実家の稼業を継ぐというのが約束となっています。けれどなかなか奥さんになってくださる方を連れて帰ってくる様子もなく、我々も親として少々の心配がありました。
そんなときに、妻の友人が代理で婚活ができる、親婚というものが大阪で行われるということを教えてくださったんです。30代前半の息子ですが、いい大人の結婚に親が代理婚活をするなんて周りの方からすれば過保護に思うかもしれませんし、息子に話すと「余計なことをして」と叱られそうな気がしたので、こっそりと申し込みました。息子のデータをプロフィールに書き込んで申し込みをしたのですが、30代で仕事を頑張っているお子さんを持つご両親が多いということを改めて感じました。
自分たちだけの悩みじゃないんだなと。
実際に親婚に参加して息子のことを話すのはなんだか誇らしくなるような、そんな感じでした。息子の仕事について詳細まで理解しているわけではないのですが、学生時代から続けているサッカーの話、仕事の話など熱心に伺ってくださる女性側の親御さんの話も非常に参考になりました。
今回はご縁がなかったのですが、今度は息子にもきちんと話をして参加したいと思います。
(奈良県・父・62歳)
IT会社勤務男性の場合
30代も半ば、35歳になる息子から「そろそろ結婚したいんだけど時間もなくて」と話を聞いたときは少しショックな気持ちと「いよいよ結婚を考える気になったんだ」という安心感と、少々複雑な思いでした。普段はなかなかインターネットを見る機会はないのですが、婚活で探してみるとたくさんのサイトがあって、何がいいのかさっぱりわかりませんでした。
息子自身にも相談してみたところ、親が代理でお見合いをするというサービスがあるというので、まずはこちらのホームページに記載されていた企業に電話をしてみると、とても感じが良くわかりやすい説明でした。
今、資料を取り寄せているのですが、息子のプロフィールを事前に書き込んで送り返し、振込をすれば女性のプロフィールを閲覧できるとのこと。息子にも事前に見てもらえるので、たくさんいる女性からピンポイントでお相手を決めることができそうというのが魅力的でした。
もちろん、女性側にも息子を選んでもらわないといけないので、うまくいくのか多少不安もありますが、親が代理で婚活を行えたり、親が代理でお見合いできたりなんていうサービスがあること自体が驚きです。
30代前半までが結婚適齢期なんていう方もいらっしゃると思いますが、都会で仕事をしているとなかなか良縁に恵まれないなんていう女性もいらっしゃるということに、我が家だけじゃないんだと勇気づけられました。
(東京都・母・59歳)