婚活、やる気もなくなるNGワード(ご子息編)
「可愛い息子に優しい奥さんをもらって、孫の顔を見せてもらいたい」「一生結婚しないのかな?このままだと老後が寂しくなるのでは」と、いつまでも一人でいる息子のことが心配でならない。
そんな親の心配を、息子はどこ吹く風。独身貴族を謳歌する息子がいつになったら結婚してくれるのか不安になり、代理お見合い・代理婚活を考えるご両親が増えています。
ここでは、結婚適齢期を迎えたご子息に言ってはいけないNGワードをご紹介。
ついつい言いたくなる言葉たちですが、言われた本人は婚活する意思をなくしてしまうことも。デリケートな問題ですので、甘やかさずに、しかし優しく繊細に。先人の失敗してきた言葉で一緒に勉強しましょう。
「あなたのことが心配なの」
なぜ結婚しないのか、いつするのか聞きたいと思い、「あなたのことが心配なの。結婚のこと、どう思っているの?」などの聞き方をされる方は多いのではないでしょうか。しかし、ご子息は鬱陶しそうな顔を見せるだけ。あなたの期待する答えを返してくれないのでは?実は、なぜ心配しているのか伝わっていないため、「過保護で重たい」「放っておいて欲しい」などと感じてしまうのです。
「聞かれたくないかも知れないけれど、私達も年をとってきて、あなたの将来が心配だからどうしても気になるの」と、なぜ心配しているのか、理由を説明するようにしましょう。あなたの本音が伝わり、心を開いてもらいやすくなります。
「○○君は結婚して子供もいるのに」
他人と比較されるのは、誰でも嫌なものです。子供にもプライドはあります。本人も、周りの友人知人、後輩たちが結婚していると言う事実に、本音は傷つき焦っているケースがほとんどです。焦らせたい気持ちはわかりますが、プライドを傷つけてしまう言葉は控えましょう。
他人は他人、息子は息子です。
焦っていても、男性は仕事に追われ、結婚どころではない方も多いもの。比較するのではなく、どうしてご子息が結婚出来ないのか原因を考えてみるのも大切です。お子様と向き合って、結婚をどう考えているのか、プライドを傷つけないように気を付けながら真剣に話し合って下さい。「結婚の事どう思っているの?仕事が忙しいから、まだ考えられない?」と事情まで気を遣って声をかければ、本音で話してもらいやすくなります。仕事が忙しいご子息には、代理お見合い・代理婚活がおすすめです。
長男だから早く結婚して!
心配な気持ちは分かりますが、家の事情を引き合いに出すと、自分の心配ではなく家の心配しかしていないと思われ、気持ちを頑なにさせて、逆効果になってしまいます。また真面目なご子息ほど、家を引き合いに出されると、プレッシャーに押しつぶされそうになってしまうものです。
家の跡取りが心配な気持ちも分かりますが、ご子息のことを心配している素直な気持ちを、優しい言葉で伝えましょう。プレッシャーを与えるのではなく、愛情と態度で表していけば、自然と家庭を築きたいと思うようになるでしょう。
お見合いを決めてきたから
自分の知らない話が勝手に進み、事後報告で告げられた時、誰もが疎外感や不安、「人に断りもなく勝手なことをやって」と言う不満や苛立ちを覚えるものです。結婚はご子息本人のこと。家族でも勝手に決める行為は、前向きな気持ちを閉ざす原因となる可能性が高いです。
「代理お見合いと言うものを母さん教えてもらったから、試しにちょっと行ってみるね」と一言声を掛けるだけで、その後の状況が変わってきます。声掛けする際に、どんな女性となら結婚を考えられるか、本人の希望も聞き出せればベストです。代理お見合いから帰ったら、「こんな人どう思う?」と、無理強いはせずに優しく話を進めて下さい。
男性は、女性と比べると、年齢が上になっても結婚が決まりやすく、ついつい後回しにしてしまいがち。しかし、本当は適齢期を過ぎれば決まる確率は大きく下がってしまいます。
社会では、「結婚して一人前」と考える上司もたくさんいるため、ほとんどの男性が実は「結婚をしなくては」と言う思いは持っているのです。
機会があれば、素敵な方とお付き合いしたいと思っていますので、ご両親が優しい気持ちでその機会を創ってあげて下さいね。