40代息子のモテポイント
お子様の事を一番心配し、理解しているのは親御さんです。小さいころから我子の成長を見守り続け、誰よりもその性格を知り尽くしています。
ここでは、親御さんが分析する40代息子さんのモテポイントをご紹介します。
優しい
小さいころからサッカーを楽しむ息子K(41歳)。小学校・中学校・高校と常にレギュラーメンバーから外れたことはなく、チームでも中心人物でした。しかし、高校入学して間もないころに手術が必要な大きな怪我をしてしまいました。その時に半年くらい、大好きなサッカーから離れなくてはならなくて、友達はどんどん成長して試合に出ているのをただただ見ていました。本人としては挫折感を味わったようです。
しかし、それまで自己中心的で自信家だった息子が、周りの事を気遣うようになりました。人の痛みを自分の事のように身近に感じるようになったのでしょう。病院にいると、自分よりも重傷な人とたくさん触れ合いますから。そのうちに、体の不自由な人を見ると手を貸してあげる姿を見かけるようになりました。表情もやわらかく、以前にもまして優しい息子になりました。
とても相手を思いやれる優しいところが息子のモテポイントです。
(母 59歳 M.M)
面倒見がいい
兄弟4人の長男として育った息子N(43歳)。我が家でお店を営んでいたこともあり、弟と妹の面倒はいつもNがしていてくれました。時には友達のように遊んだり、時には小さな親のように甲斐甲斐しく面倒見たり。自営業をしている親としてはとても助かったのを昨日の事のように思い出します。幼稚園に上がってからも、友達のお世話や年少さんのお世話など、自ら進んでしていたようで、先生からも褒めていただきました。
中学に入り、後輩が出来るようになると、後輩も家に遊びに来るようになりました。高校や大学でも同級生や後輩がいつも一緒にいることが多かったようです。先日は、その後輩の一人の結婚式にも招待されていました。その後輩の方は、「本当にいろいろ相談に乗ってもらって、頼りになる先輩です」と話してくれました。
会社に入ってからも、頼りにされることが多いようです。人事部に配属になり、教育係りの責任者を任されています。子供も好きですから、結婚して子供が生まれたら、面倒見の良さを発揮すると思いますよ。
(父 70歳 N.S)
正義感が強い
曲がったことが嫌いな性格の息子Y(45歳)。小さいころから自己主張が強くて頑固者、一度決めたら、曲げない性格でした。お店で欲しいと思ったものは、親がいくらダメだと言い聞かせても、梃子でも動きませんでした。お店で大騒ぎされるのを避けるために、何度買わされたことでしょう。本当に困って、手に焼いたのを覚えています。
そんな息子がある時、小学校で喧嘩をしてきました。男の子の喧嘩なので、相手のお友達に怪我がなければ、息子の事は目をつぶろうと思っていましたが、息子としては納得がいかなかったようです。「自分は悪くない」の一点張り。「相手のお友達が謝るまでは学校に行かない」と言い出したのです。先生に話を聞くと、確かに相手のお友達の方が先に息子の嫌がることをしたらしく、何度も「やめて」と言ってもやめなかったから手を出してしまったようです。もう一度息子と向き合って話をして、相手が悪くても先に手を出した方が悪いことを説明しました。相手のお友達も自分が悪かったことを認めてくれて、両者が誤るということでやっと納得してくれました。
それからというもの、自分が間違っていないと思うことは、きちんと口で説明をして相手に伝えるようになりました。周りのお友達からも、どちらが正しいかのジャッジを頼まれるほどに正義感の強さが伝わったようです。
今では、その性格が仕事となる検事をしています。とても正義感の強い検事だと自負しています。
(父 72歳 T.K)
誠実さ
物静かな子供だった息子A(47歳)。先生の手はもちろん、親の手も煩わすことの少ない子供でした。成績優秀とまではいきませんが、それなりにいい成績を収め、学校生活の中でも決められた仕事は確実に行える頼れる生徒だと褒めていただいたことも多かったです。
就職してからも、突出したことはないようですが、その誠実さを買われて、重要な仕事を任されることも多いようです。後輩の指導も、正確に細かなところまで指導出来るので、上司からも喜ばれているようです。忙しいときほど、仕事を任されることが多いのも、誠実さとその人望の厚さからだと思います。
誠実だからこそ、今まで女性とのご縁も少ないのだと思います。結婚したら、その誠実さで、穏やかで幸せな生活を築けるのだと信じています。
(母 70歳 S.W)
明るい性格
息子E(42歳)の周りには、いつも笑顔が絶えません。笑うことや楽しいことが大好きで、小さいころは、呆れるようないたずらをしたこともありました。怒るに怒れないような、微笑ましいいたずらです。それで、私たち親を和ませてくれたことも多かったですね。自然にお友達も明るくて、楽しい人が集まるようになりました。落ち込んでいるときに、励ましてもらいに来るお友達も多かったようです。E自身でも落ち込むことや、嫌な出来事もあったことでしょう。しかし、口にすることでその嫌な出来事を思い出すのが嫌だったようで、親の私たちでもほとんど聞いたことがありませんでした。
今でも、突然、家を訪ねてくる友達が来ると、笑い声が響き渡ります。きっと、結婚したら明るくて笑いの絶えない家庭を築いてくれることでしょう。
(母 71歳 K.T)